コロナ経営対策
コロナによってエステサロン業界はどのように変わったでしょうか?
意外と思われるかもしれませんが、コロナ移行、美容健康業界はそんなに悪い状況ではありません。
大手マーケティング会社の分析でも、業界全体が悪かったのは、2020年4月と5月だけ。6月には回復し、それ以降は2019年よりも良い状態のサロンが多いのです。
唯一サロン系ビジネスで苦戦しているのがネイルサロンと言われています。不要不急の外出を控える人の増加、イベント開催や参加の減少、接客業全体の業績悪化がネイル業界に大きな影響を受けてるようです。
ネイルは厳しく、エステや治療系のサロンが好調な理由は、一言でいうなら必要性です。テレワーク、オンライン化など、便利な一面もありますが、対面では解決できないストレスや、運動不足による体調不調や体重の増加など、美容健康への悩みを抱える人が増加しているからです。
とは言え、やはりコロナがきっかけで廃業になるエステサロンが多いのも事実。その違いは、信頼関係と安心感です。
その違いはどこにあるのでしょうか?
感染しないさせないを徹底しているサロンであることと、美容健康のプロ意識を持つ人と思われていること。この2つがあれば、お客様は安心してサロンを利用してくれます。
消毒液、検温、換気対策などは、どのお店でもやってることです。もちろんこういう基本的なこともホームページや店内ポップなどで伝える必要がありますが、本当に大事なことは「相手への理解」です。
たとえば、感染者が増加していて、お客様も少し不安な様子をもってるのであれば、1ヶ月くらいお休みの提案をすることも大切です。
お休みしている間何もケアしないというわけにはいかないので、そこで必要になるのが物販や動画などのサービスです。
コロナはいつ終息するかわからない。もしかしたらこの先何年も付き合っていかなければいけないかもしれません。
このような状況下でも安心してもらうためには、自分自身が安心できる人になるしか方法はないのです。
コロナなんかただの風邪。好きなように旅行に行ったり、今まで通り飲食店を利用したり、それは個人の自由で、誰にも批判することはできません。違法ではないからです。
でも、普段の言動を間違えてしまうと「この人はプロではない」と思われてしまいます。
多くの情報通り、もしかしたらコロナは大げさに騒ぐほどのことではないかもしれません。
でもそれは素人の私たちにはわからないこと。そして事実として世間は大騒ぎになってます。
であれば答えは1つしかありません。自分の中途半端な知識や考えを捨て、徹底した感染防止対策と自分の言動を見直すべきです。
コロナ感染対策の本質は、美容健康のプロとして、お客様に喜びを提供する経営のプロとしての考え方にあると言っても良いでしょう。
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